「であい」からもらったもの

ある日、子育て支援センターでの親子リトミックの後、声をかけられました。
転勤族と言うことでしたので、短い期間ならばとピアノのレッスンをお引き受けしました。

姉妹はとても可愛く子供らしく、私の心を揺さぶりました。
ママは小柄な所も親近感がわき、日中1人で姉妹の子育てに奮闘する様子に、もう1人の娘のようにも思えてきました。
ここにいる時だけでもゆるりと正面から外れ2人がどんなに可愛いのかあらためて感じてくれたら良いな。応援とお手伝いができたら良いなと思いました。

家族が増え、長くお休みしていたリトミックの月例会に自分と家族のために学び続けていようと復帰しました。
リトミックを学びながら、その先の事は考えたこともありませんでしたが、初めてリトミックスタジオを開講したい気持ちが生まれました。少し自分でも驚きました。

姉妹は予定よりも3ヶ月遅れて転勤が決まり、お別れをしましたが数週後、不思議な縁がありすぐに再会できました。

私の仕事は出会いと別れの繰り返しです。
送り出すまで見届け、後は必要になることがあれば会いに来てくれればいい親のようなものです。
この出会いは私に新しい大きな課題をもたらしてくれました。

日々の育児できゅうきゅうに絞まっているお母さん、子供とリトミックをして体を緩め、かわいい姿を再発見し、にこにこ笑顔でまた明日から頑張りましょう。
子供にとって1番の学びは、お母さんの笑顔とお母さんとの楽しい経験です。


リトミック スタジオ passage

リトミックは、音を身体で感じとる→決める→動く・表現する活動を沢山します。楽器を学ぶ前に音楽を自分の中で育みます。 2歳位までは、多くの経験を吸収する時期、3歳からはそれらを分類整理する時期。 リトミックは、お子さんの未来の心の為のお稽古事。 時間をかけ集中力や思考力、想像力、共感する心を育ててゆきます。 親子で音楽を楽しみ達成感と信頼感を感じることは小さなお子さんにとって最も大切なことです。

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