パリ国立高等音楽院の若きピアニスト
私が通う布絵本教室の師匠。
お孫さんがパリ音楽院で学んでいます。
芸大付属高からパリ音楽院、今は大学院にあたる所でさらに研鑽を積んでいるとのこと。
祖父母がいなければこの土地で演奏するご縁もなかった彼女のピアノを聴くことが出来た観客は本当に素晴らしい経験となったことでしょう。
私は両側を鶴岡音楽界の重鎮に挟まれて聴いていましたが、そのお二人も感嘆の声を漏らしていましたので確かです☺️
同じプログラムを何度となく聴いたし、自分もこう弾く的なものは持ち合わせているわけですが。
全く違う聴いたこともない音楽のように奏でられる。
え?ヨーロッパではこうなの?パリ音楽院ではこうなの?
いやいや、きっと違う。
彼女がたどり着いたのがそこなのだなぁ。
どやどや?と押してくるところはひとつもなく(そういう曲だとばかり思っていた曲さえ)ショパンもとっても精神が安定している。いつまでも聞いていられるピアノ。だから、きっと弾いている彼女もちっとも疲れない。ただ空気中にある音楽をフワッとつかんで鍵盤に下ろすようなピアノでした。
本当に驚きました。
年の終わりにこんな素敵なプレゼントをもらえてしあわせだなぁ。
ずっと行きたかった蔵レストランにも行けました。素敵な半日をありがとうございます。
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